ワーホリ

【ワーホリ】度胸試しにはもってこい。路上で必死にバナナ仕事くれと訴えた話

 

私はワーキングホリデーを利用してオーストラリアへ働きに行ったのですが、日本ではありえない貴重な体験をしました。

 

もしあなたがこれから

 

オーストラリアにワーホリに行きたい!

 

という人なら間違いなく見て損はさせない話かと思います。

 

私はケアンズからバスで約3時間行った所にTully(タリー)という小さな街があるのですが、そこのバナナファームで去年の夏から約半年もの間働いていました。

その仕事に就く前に仕事をゲットした方法が、日本ではほぼありえない状況で面白かったので紹介したいと思います。

 

 そもそもタリーってどんな街?

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タリーはとても小さな街ですが、バナナファームがとっても多くて街の中心地以外はバナナ畑で囲まれてます。

そしてサトウキビ工場もあり、毎日煙突から煙がモクモク立っているのも印象的でした(この辺りが何だか実家の南大東島に似ている感じがして全く違和感なく溶け込めた。笑)

 

そしてこの街にはバナナファームで働きたいと願い、仕事を追い求めてくるバッパーが本当に多い!!!

多国籍の集まりで本当にいろんな国の人たちがいます。オーストラリアに行った人なら分かると思いますが、主要都市には結構な数の日本人がいます。

しかし、こんな田舎ともなると日本人の割合が格段と少なくなります。

全く日本人がいないわけではないのですが、タリーにいる日本人は誰かの紹介でくる人がほとんどなのでネットの情報から住む場所や仕事を探しに来る人はほとんどいません。

(ちなみに私は強烈な運の持ち主のようで、ネット求人から住む場所を確保できるという稀に見ない方法でタリーへ行きました。笑)

 

だから英語環境を求めている人には最高の場所でしょう。

そしてバナナのお仕事はとても時給がいいのでタリーに住んでる若者はタリーで飲み代や宿舎代に沢山お金を使います。

だからタリーの経済はバッパーのお陰で成り立ってるのでは?と思ってしまうくらい、バッパーが本当に多い街なんですよね。

 

どうやってバナナジョブをゲットするの?

さて、バナナの仕事をゲットするにはいくつかの方法があります。

  1. 友人の紹介
  2. 宿泊先からの紹介
  3. ファームに電話する
  4. ジャンピングする

 

先ほどもお伝えしましたが、私はとてもラッキーな事にネット求人の紹介でタリーへ行ける事になりました。

そして仕事を紹介してくれると言うオーストラリア人オーナーのシェアハウスへ住む事になり、オーナーは大手のバナナファームで働いてます。

 

オーナー
オーナー
ファームを紹介してあげる

 

と言ってくれてたので、私は既に仕事も決まっていてすぐ働けるもんだと調子よく思ってましたが、

オーナー
オーナー
ファーム自体の人材に空きが出るまで働くことができないから、それまでとりあえずジャンピングで仕事ゲットして~!

と言われ、

「ん?え?仕事ってもう決まってるんじゃないの?てか、ジャンピングって何?」

って感じでよくわからないまま、とりあえずジャンピングをして仕事を探すことになりました。

 

しばらく経ってわかったことは、タリーの大手のファームは事前に人を雇うことを決めないようで、その人がタリーに到着して初めて仕事先に紹介する仕組みになっているということでした。

 

流れで言えばこんな感じです。

①タリーに到着する

②シェアハウスのオーナーが会社に働かせたい子がいると伝え、その子の連絡先を渡す

③その時点で人に空きがなければ待つ

④空きが出たらいきなり電話がかかってくる(最悪数ヶ月こないことも)

⑤仕事ゲット(明日から来てとか言われる)

 

とりあえず仕事がないならジャンピングという意味のわからないものをやるしかないと思い、やりました。

 

ジャンピングってなんなの?

ジャンピングとは簡単に言うと、バナナ仕事は朝が早いので街の中心地に毎朝早朝5時半~6時半の間に労働者を迎えに各ファームの車やバスがやってくるのですが、そのドライバーやスーパーバイザーに「仕事を探してます!働かせてください!」とその場で交渉することです。

 

それでその場でバスに乗せてもらえたら、あなたは採用です。笑

履歴書もいらない、面接も無しの職探し。

 

ジャンピング初日、私はまだ日も登っていない中、とりあえず朝5時半前にバスが来るらしきところへ行き、待つ

 

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すると、徐々に人がちらほらジャンピングを求めてやってくる。(少なくとも20人はいたと思う)

見ていると、バスが1台来るたびに、そのバスの運転主めがけて皆が一斉に群がっていく。笑

 

なにこれ?って思いながらも仕事を得るために、見よう見まねで走って運転手の元へ行き、こう訴えた。

あやかき
あやかき
I’m looking for a job!!

 

 

でも、バスは何十台も来るのにだいたいの運転手が首を横にふるし、優しくないやつは車を止める前からこっちを見て首も手も横にふりながら強く言い返される。

 

NO!

 

一日目にして分かったジャンピングの恐ろしさ。

一日に一人連れていかれるか行かれないかの世界やん。

 

こうやってジャンピングの初日を終えました。

 

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仕事GETし連れていかれた時の事を考えて、一応お昼ごはんも作って持って行くが意味なし。笑

 

結局2日目も連れて行ってもらえず、しばらくは毎日ただ朝早く起きて朝の7時前には家に帰宅するっていう生活の繰り返し。

 

そしてジャンピング生活を始めて1週間がたった時、そのころには、いつもジャンピングをしている他の国の子たちとも仲良くなりジャンピング仲間がいました(笑)

各バナナファームの求人状況だったり、情報交換やたわいもない話をしながらジャンピングをしていました。うん、なんて心強い。

 

その時!!

ボスらしき女
ボスらしき女
Are you looking for a job?(仕事探してるの?)

 

と、いきなりボスらしき女の人が私達に話しかけてきました。

 

そこには私を含め数人の女の子がいたのですが、みんな一斉に

「YES!!!!!」

そりゃそうですよね。だってみんな仕事はやくゲットしたいもん

 

ボスらしき女が「YOU と YOU 来て!!」と、そういって私ともう一人の子だけを指さしました。

あやかき心の声
あやかき心の声
え? この中でふたりだけ? でも今、もし譲ってしまったら生活費ないわ…

 

仲良くなったからって、ここで優しさだすのはダメだ!と後ろ髪をひかれる想いもありながらも、今の自分の状況を判断してバスに乗り込むことに決めました!

 

面接なし体当たりのみの経験をしてみて思うこと

そんなこんなでジャンピングを1週間して仕事をゲットしたのですが、この1週間は何とも言えがたい貴重な経験でした。

 

まず、こんな経験は日本でできない!

 

こんな面白い経験は日本のどこに行っても経験することはできないでしょう。

日本では当たり前のように、履歴書を出して面接を行う。

でもタリーでは違いました。ジャンピングは度胸試しにはもってこいの機会で、なんだかこの先辛いことがあっても私は乗り越えられるはず!と思わせてくれて私自身を強くさせてくれた気がしました。

 

その時は大変でしたが、それが経験できたことは良いことだと思います。

 

なにより、いろんなことが一気に起こるから面白い。笑

ジャンピング成功した人が3日後にはクビになって、またジャンピングをしていたのはちょっと笑ってしまいました。(ちなみに、その人はジャンピングの待ち時間の際に、DJみたいな動きをずっとやってる能天気さんだったので、友人と「DJ」というあだ名を付けました。笑)

 

そして、ジャンピングって本当に運です。

実際1週間の間にいろんな光景を目の当たりにしてきました。

私より数日後からジャンピングを始めた人がたった3日で連れて行かれたり、たまたま運転手の近くにいた子が連れて行かれたり。

そう。ジャンピングには順番なんてないんです。

 

また時期によっても変わります。たまたま人が大量にやめる時期であれば一日で成功する人もいれば、2ヶ月間待ち続けてもゲットできず自分の国に帰る人や違う街に移動せざるを得ない人も見てきました。

 

もし私があの時、ボスに指をさされていなかったら。

それも運のひとつだとおもいます。

 

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いかがでしたか?

そんなこんなで仕事をゲットするまでが面白すぎたので、紹介してみました。笑

これからオーストラリアにワーホリへ行く人、ファームジョブをしてみようかなと思っている人の役に立てれば嬉しいです。

 

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